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Appleが世界開発者会議(WWDC 18)で発表したiOS12の新機能Siri Shortcutsのロゴが、自社のロゴを模倣しているとして、新興企業がAppleを提訴しました。

20万ドルの損害賠償を請求
時価総額1兆ドルを実現しつつあるAppleを、パテント・トロールなど多くの企業が鵜の目鷹の目で狙っているといったら言いすぎでしょうか。

今回Appleを訴えたのは、ブロックチェーン技術を用いてWebサイトなどを制作する新興企業Shiftです。ShiftはAppleのSiri Shortcutsのロゴが同社のロゴを模倣しているとして、「知的財産の侵害をただちに停止する」とともに、20万ドル(約2,190万円)の損害賠償金の支払いを求めています。

Shiftは「Appleのような、お金持ちで、デザイン志向の企業が、われわれのロゴをコピーするなど信じられない」と訴え、同社の顧客の混乱を招くと主張しています。

お金より知名度アップが狙い?
米メディア9to5Macも指摘していますが、2つのロゴを並べてみればおわかりのように、見間違えるほどそっくりではありません。そもそもShiftという企業の知名度はそれほど高くなく、今回の訴訟騒ぎで初めて知ったという人も多いでしょう。9to5Macは「金銭狙いというより、注目を集めるのが目的ではないか」と指摘しています。
2018年6月9日 04時01分
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