東京・銀座の数寄屋橋交差点にあるソニービル銀座の跡地に8月、新しい「公園」が誕生する。ソニーは7日、公園をコンセプトとした施設「銀座ソニーパーク」を8月に開くと発表した。公園内に植えられた植物を購入できるなど、その場でならではの体験を重視し、2020年秋までの期間限定で開園する。

8月9日に地上部と地下の4階層のビル施設を開業する。20年秋に再び閉館し、22年に上層階を設けて新しいソニービルを開く。

 地下2階にイベントスペースを設けており、体験型イベントや音楽ライブなどを開く。ユニークなアイテムを販売するコンビニや店内に製造所を持つ「トラヤカフェ」などソニーパークならではの体験を重視した店舗で構成する。

 ソニーは「新しい時代への挑戦を象徴するブランドコミュニケーションを展開する」としている。ソニービル銀座は1966年の開業で、様々な新商品の展示でソニーブランドの知名度を高めた。建て替えに伴い17年3月末に閉館し、工事を進めていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31482640X00C18A6X20000/