>>523
GDPに占める比率とかの問題じゃないってわからんのかな

極端な例で考えればわかるが、ベネズエラの通貨は1年で130倍の
インフレになった。
そこで資産を100万円持ってたら、額面は100万円で変わらない。
でも、使えるお金は1/130になってるわけよ。
100円のランチは13000円になってるから、給料の額面が変わって
なくても、同じ金額なら給料が1/130になったのと同じ。

で、自国通貨建てGDPが変わらなかったとする。
でも、世界から見たら、GDPも1/130になってるわけよ。

世界の物差しはドルとユーロなんだから。

これは極端な話だが、日銀の緩和で日本の通貨供給量は4倍になり、
ドル円は80円から120円に変わり、現在でも110円。
緩和前に400万円だったアメリカのジープは今は550万円で、
1500円だったNYのランチは、現在2000円。

だから物価が安くなった日本への観光客は激増したけど、日本で
生活してる人の所得はそれだけ下がってる。