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アメリカでも電話を叩きつけて会社の悪口を大声で言う連中はいるらしいが、何ら問題にはならない会社もある
しかし日本人には一件の悪例(後になってから他人の本音を理解できたこと事態が意味不明だが)が、アメリカの全企業に適用されると思い込む連中が多いようだ

Noda Daisuke(株)NobleD @NODAENGLISH
6月18日
アメリカで就職したときに気が付いたのがアメリカの会社員は飲み屋なんかでも絶対に会社や上司の悪口を言わないこと。そのくらい会社が良い環境な
のかと思いきや、会社や上司の悪口を言っていることがバレたら大変なことになる(下手したらクビ)からだってのが分かったのはだいぶ後になってからでした

https://www.forbes.com/sites/bruceweinstein/2017/07/24/the-worst-thing-to-do-when-your-colleague-badmouths-the-company/#71e3a3a763af

Bruce,
I work in a large office with lots of cubicles. It’s a pretty intense environment, so it’s not unusual for tempers to flare occasionally.
But there’s a guy a few cubicles down, Mike, who likes to curse our company. He’ll slam his phone down and yell, “This company [expletive].”
When he does this, I look around, and nobody seems to be bothered by it. My feeling about what Mike is doing is, “If you don’t like working here, leave!” But I just keep quiet.

ホットラインに駆け込まれるのが面倒というのもあるが、わざわざ面倒に巻き込まれてまで、会社の悪口を言うのは合理的ではなく
不満があるのであれば転職したほうが早いということだろう

日本では対象的に、中高年になると同様の待遇で転職できる可能性は極めて低くなり、転職自体が合理的でなくなる
たとえお荷物であると自覚していても、ひたすら会社にしがみつくしかない。すると会社に対するやり場のない不満が噴出しやすくなるという説明のほうが適切だろう

お荷物と自覚して居座り続ける不良社員というのはアメリカでは考えられない
なぜなら無能を自覚してから居座るという選択肢がアメリカでは余程(悪い意味で)お人好しが経営者でもない限りは無いからだ

日本:大企業から40代半・50代あたりで転職(会社に局所最適化)
アメリカ:大企業から40代半・50代あたりで転職(職務・専門技術に局所最適化)

この2つのグループのうち日本の大企業正社員の転職は想像を絶する不利益(最悪のシナリオで時給1000円のバイトぐらいしかない)
を被ることになるが、アメリカの場合はそうとは限らない。75歳で引退したエンジニア、64歳で1千万を超える年収のエンジニアの存在からも分かるだろう

アメリカ型、さらに欧州型で問題となるのは、ビジネスや技術による創造的破壊による技術・スキルの形骸化で
職務(即ち専門)が無くなる場合だが、本人が向上心を保つのであれば再教育の場や再チャレンジの場は開かれている

日本は形骸化した人員を抱え続けることを企業に強要し、従業員はいくら努力しても社内年功序列による給料制度では著
しい待遇の劣化を免れずハリボテ・泥舟とわかっていても逃げることもできないものが多く、企業の破綻が連鎖すれば解雇規制など無意味であり、
これまで築き上げた資産も溶けて敗戦後の焼け野原が再現され元の木阿弥となるだろう