Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、現地時間5月13日に開催された、自身の母校であるデューク大学の卒業式で祝辞を述べました。Appleのキャッチフレーズ「Think different」のフレーズを使い、卒業生たちを激励しました。

30年前にMBA取得した母校へ
ティム・クックCEOは、ちょうど30年前の1998年、デューク大学のフークア・ビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得しています。

卒業式に先立ち、クックCEOはTwitterに自身の卒業式の写真とともに、以下のコメントを投稿しています。


私がデューク大学のクラスメイトたち、一生の友人たちとお祝いをしてから、もう30年が経とうとしているなんて信じられません。今日は、デューク大学の2018年卒業式に参加できて光栄です。


「現状に甘んじることなく、新たな発想で挑戦を」
クックCEOは、卒業生たちに向けた祝辞で以下のように述べ、新たな時代のリーダーたちの背中を押しました。

スピーチの中には、Appleのかつてのキャッチコピー「Think different」も登場しました。


あなた達が受け継いだ世界を、ただ受け入れないでください。現状を、ただ受け入れないでください。

人々が、あえて違うことに挑戦しない限り、新たな発想で取り組まない限り、大きな課題は、解決されません。永続的な改善は達成されません。



続いてクック氏は、Appleの共同創業者である故スティーブ・ジョブズ氏に触れています。

私は、新たな発想の大切さを深く理解し、既存の道を進むのではなく、ビジョンを持って世界を変えることのできる人物から学ぶことができて、幸運でした。


クック氏は、卒業生たちと笑顔で交流する写真もTwitterに公開し、祝福しています。
2018年5月14日 08時30分
https://iphone-mania.jp/news-212282/