ロイター 2018年4月24日 / 08:59
https://jp.reuters.com/article/facebook-idJPKBN1HU31Q?feedType=RSS

(フェイスブックの株価推移)
https://www.reuters.wallst.com/reuters/next/chart/chartsgen2?symbols=FB.O&;numberOfDays=90&width=286&height=178&realtime=0&scaleFactor=2&ChartsGen2=true


[サンフランシスコ 23日 ロイター] - インターネット交流サイト(SNS)世界最大手の
米フェイスブック(FB.O)は23日、過激派組織の「イスラム国」(ISIS)や「アルカイダ」に関連した
過激主義的とみなされるコンテンツ190万件を、第1・四半期中に削除ないし警告付きにしたと発表した。
対処件数は前期のほぼ2倍となった。

フェイスブックによると、190万件の「大多数」は削除したが、情報通知や反過激主義の目的で投稿された
一部のコンテンツは、削除せずに警告を付けた。

同社は過激主義的なコンテンツを検出するために「イメージ・マッチング」などの自動化されたソフトウエアを使っている。
第1・四半期にこうしたコンテンツへの対応に要した平均時間は1分に満たなかったという。

フェイスブックはまた、社内での「テロ」の定義を初めて公表した。

欧州連合(EU)はフェイスブックなどのハイテク企業に対し、過激主義的コンテンツを削除するなどの
対応策を取るよう働き掛けを強めている。