日本経済新聞 電子版 2018/4/23 20:30
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2972795023042018FFJ000/

 洋上風力発電の適地とされる台湾海峡での発電事業の争奪戦がヤマ場を迎えている。1.8兆台湾ドル
(約6.6兆円)相当の発電需要のうち、固定価格での販売が保証される案件の落札者が近く決まる予定で、
欧州などの電力大手が受注を競う。発電機は三菱重工業の合弁や独シーメンスが納入を狙う。洋上風力発電が
本場の欧州からアジアに広がる契機になりそうだ。

 20日午後、台北市の経済部(経済省)庁舎は緊張に包まれた。メデ…