Appleは4月19日(米国時間)、「FoundationDB is Open Source」において、大規模データを扱うための分散データベースである「FoundationDB」をオープンソース・ソフトウェアとして公開したと発表した。Apache License Version 2.0ライセンスの下で提供されている。Appleはすでにこの技術をiCloudなどの大規模データ管理で使っているとされている。
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Appleは2015年にFoundationDBを買収して同社の技術を取得。Appleは同社の技術の利用を大規模データの管理に進めていったという。FoundationDBは分散型のデータベースであり、ノードを追加することで処理性能をスケールさせることができ、その仕組み上、ノードのハードウェア故障などに対して強い仕組みになっているとされている。

「FoundationDB - Download」からはパッケージをダウンロードすることが可能。本稿執筆時点では、macOS、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、CentOS EL6、Windows向けのパッケージが提供されている。
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