東京電力ホールディングス(9501)とNTT(9432)は18日、省エネや脱炭素化を推進する協業に向け業務提携すると発表した。東京電力グループが持つ電力制御技術とNTTグループが保有するICT(情報通信技術)などを活用し、脱炭素化に向けたエネルギービジネスなどを展開する。

 7月にも東電HDとNTTが折半出資し資本金1億円の新会社を設立する。具体的にはNTTグループが保有する通信ビルや蓄電池、東電グループが持つ送配電設備などのインフラやICTを活用にし、再生可能エネルギーの普及促進や非常時の外部電力供給などでの協業を目指す。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18HDW_Y8A410C1000000/