iPhone1台あたりのIn-App Purchase(アプリ内課金)が2017年に史上最高額に達していたことが明らかになりました。iPhoneユーザーが2017年にアプリ内課金に費やした金額は、前年と比べて23%多かったといわれています。モバイルアプリ専門の調査企業Sensor Towerの情報です。

ゲームアプリがやはり一番人気
Sensor Towerによれば、2017年のiPhone1台あたりのアプリ内課金は平均で58ドル(約6,220円)に上ったとのことです。2016年の47ドル(約5,040円)よりもさらに多くなっています。なお、Sensor Towerの計算に、UberやAmazonなど、Appleが利益を得ていないアプリは含まれていませんが、動画配信サービスNetflixなどは含まれています。

2017年のiPhone1台あたりのアプリダウンロード数は、前年よりも10%多い、45個だったことがわかっています。アプリ数にして2016年よりも4個多かった計算になります。

意外にも、写真・動画アプリのダウンロード数は前年同期比で10%少なくなったとのことですが、ゲームアプリのダウンロード数は7%上昇した模様です。Sensor Towerはアプリのダウンロードに関する傾向について以下のようにまとめています。

ゲームアプリは、2017年のiPhone1台あたりのアプリダウンロード数45個中13個を占め、2016年の12.3個よりも対前年同期比で7%多くなっている。その次に米国内で昨年多かったのは、エンターテインメントアプリで、iPhone1台あたり平均3.1個と、前年の2.9個から7%上昇している。ユーティリティアプリは4%成長し、iPhone1台あたり2.3個から2.4個に上がった。

ソーシャルネットワーキングアプリは、iPhone1台あたり2.9個と、前年と変わらなかった。写真と動画アプリは、対前年同期比で10%少なくなり、iPhone1台あたり4個から3.6個になった。
2018年4月16日 15時46分
https://iphone-mania.jp/news-209671/