政府は2019年5月1日の皇太子さまの即位・改元に伴う新元号の公表を、天皇陛下の在位30年を祝う19年2月24日の記念式典以降とする方向だ。

公表から改元までの期間は最長で約2か月となる。これに関連し、政府は30日、陛下の退位と皇太子さまの即位に向けた式典準備委員会で、新天皇が国内外に即位を宣言する「即位礼正殿せいでんの儀」を19年10月22日に行うことなどを決めた。

元号の発表時期を巡っては、政府は当初、官民のシステム改修など国民生活への影響を考慮し、改元の半年前をめどに公表する方向だった。しかし、調査した結果、システム改修が想定より短期間で対応できることが判明した。一方、早期に新元号を発表すると、新天皇に国民の関心が向かい、陛下と新天皇の「二重権威」が生じることへの懸念もあった。
以下ソース
2018年03月31日 07時06分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180330-OYT1T50114.html