米電気自動車(EV)メーカーのテスラを率いるイーロン・マスク氏が音楽・映画・IT(情報技術)の祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に出席し、最近は2つの悩みを抱えていて夜も眠れないと述べた。1つは人工知能(AI)がもたらす黙示録的な世界についてで、もう1つは自社の新型EVセダン「モデル3」の生産遅延だという。

 生産目標を達成できるかどうかについては、悩まざるをえないところだろう。テスラは創業以来で最も重要な時期の1つに突入した。モデル3の生産を押し上げられるか、さもなければ厳しい財務状...

http://jp.wsj.com/articles/SB11324809692884693541404584103863406750876