スポーツ庁が推奨する「スニーカー通勤」で生まれる需要を取り込もうと、小売り各社が走り出した。

スニーカーの品ぞろえを増やしたり、スニーカーに合う服装を提案したりするなど商戦は盛り上がりを見せ始めている。

高島屋新宿店にある紳士靴の特設売り場には、様々なブランドのスニーカー約400足がずらりと並ぶ。スニーカーの販売やスニーカー通勤に適したファッションを提案する新たな販売促進活動を3月から全館で始めており、担当者は「クールビズのように、スニーカー通勤もどんどん浸透してほしい」と話す。

スポーツ用品店を展開するゼビオは2月末から、スニーカー通勤に賛同する企業に出向く「出張足型測定」サービスを始めた。扁平へんぺい足といった足の特徴や重心の位置を測定して靴選びをサポートすることで、需要を掘り起こす狙いがある。アパレル大手の三陽商会が展開するシューズブランド「三陽山長やまちょう」は2月、スニーカーのような紳士靴「ドレススニーカー(ドレスニ)」の新型モデルを発売するなど新商品を投入する動きも続く。
以下ソース
2018年03月20日 07時20分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180319-OYT1T50009.html