東芝は10日、JR東海の次期新幹線車両「N700S」の試験車に自社のリチウムイオン電池「SCiB」が採用されたと発表した。電池は、車両が停電の際に最寄りの駅まで自走するための補助電源バッテリーに使われる。東芝のリチウムイオン電池が新幹線向けに適用されるのは初めて。

SCiBは小型・軽量なため、車両の軽量化などに貢献できるという。東芝は今後、N700Sの量産車での採用を目指す。
2018/3/10 19:52
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27972290Q8A310C1EA5000/