パナソニックは監視カメラ事業の生産部門を売却する方向で調整に入った。外資系投資ファンドを軸に数百億円規模で売る交渉を進める。パナソニックは監視カメラで国内首位だが、海外でのシェアは小さい。主力の生産部門を切り離してソフト面の開発に集中。投資先を選別し、売却資金は企業向けシステムの買収や自動車用電池など他の重点分野に振り向ける。

 すでに複数の投資ファンドを中心に売却を提案しており、4月上旬に1次入…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27936310Z00C18A3TJ2000/