ブランド化に取り組み生産量を伸ばしてきた今治タオルが過渡期にさしかかっている。今治タオル工業組合(愛媛県今治市)によると、2017年の生産量は前年比4.7%減の1万1468トンで、8年ぶりに減少に転じた。ブームが一服しギフト需要が減少したことなどが原因とみられる。

 今治タオル工業組合によると、生産量減少の要因は、過熱気味だったギフト需要が一巡したことや、流通業者の在庫調整などが挙げられる。

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