0001ムヒタ ★
2018/02/12(月) 08:02:21.56ID:CAP_USER研究グループは電気をためるキャパシター(蓄電器)の位置を改良することで、アナログ信号をデジタル信号に変換するのに必要な静電容量を10分の1に抑えられるようにした。無線機の構成も簡素にした。
チップは横2.3ミリ、縦1.9ミリ程度と小型。消費電力は送信時に2.9ミリワット、受信時に2.3ミリワットであり、これまでに報告のあったブルートゥース無線機の半分以下で動作する。既存の規格に準拠しているため幅広い種類のIoT機器に搭載可能という。
低電圧の小型集積回路に搭載するため、情報を電圧の振幅で表していたアナログ信号をある一定のしきい値を超えるまでの時間で表現し、デジタル信号に変換する手法の開発が進んでいる。ただ、しきい値を超えるまでに多くの電力を要していた。
IoT技術の発展に伴い、2023年には1兆個、33年には45兆個のモノがネットに接続されると言われている。年間数兆個の機器の電池交換が必要だとすると、作業員の人件費や電池の廃棄からくる環境負担は膨大になる。
2018/2/12 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26749530Z00C18A2X90000/