0001ムヒタ ★
2018/02/10(土) 09:48:22.45ID:CAP_USERウェイモは当初、現金で10億ドルを要求していたとみられている。今回の和解でウーバーは自動運転開発の中止という最悪の事態は回避したが、今後はウェイモの技術を避けざるを得ず、激しさを増す自動運転の開発競争を不利な条件で戦うことを強いられる。
ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「我々はパートナーだ。ウェイモの知的財産や企業秘密を使っていないことをはっきりさせておきたい」との声明を出した。
グーグルは当初ウーバーに出資していたが、自動運転技術の開発で競合し反目するようになった。ウーバーによる知的財産の盗用疑惑が明らかになって訴訟が始まった後は、系列ベンチャーキャピタルを通じウーバーの競合である米リフトに10億ドルを投じるなどしていた。
同裁判は2017年2月に始まったもので、かつてグーグルで自動運転開発をしていたアンソニー・レバンドウスキ氏が16年に持ち出した約1万4千のファイルに端を発している。同氏が独立起業した自動運転ベンチャーをウーバーが買収したことでファイルはウーバーに渡った。これが知的財産や企業秘密の盗用に当たるのかどうかが争点になっていた。
ウェイモ側はウーバーがレバンドウスキ氏に対して、いずれ買収するとの密約をした上で起業させ、技術を間接的に盗み出したと主張。ウーバー側は持ち出された情報の価値は低く企業秘密とみなされていないと反論した上で、ウェイモが技術者の引き抜き防止のために訴訟していると主張していた。
2018/2/10 4:38 (2018/2/10 9:31更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26785560Q8A210C1000000/