携帯電話業界の顧客争奪戦が活発になっている。ソフトバンクとKDDIが積極的な販促活動を仕掛けているだけでなく、2社傘下の格安スマートフォン(スマホ)ブランド、ワイモバイルとUQモバイルも攻勢をかける。標的になっているNTTドコモは、草刈り場になるのを避けようと対策に余念がない。今年は割安料金プラン、共通ポイントサービスに続く「第3の矢」を開始し、顧客流出を食い止める考えだ。

 NTTドコモはこれま…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26477680S8A200C1000000/