0001しじみ ★
2018/01/27(土) 19:05:51.03ID:CAP_USERアメリカではビールの売上げ全体が減少しているにも関わらず、
2008年から2016年の間にクラフトビールの醸造所の数が6倍に増加し、被雇用者も倍増しています。
未来の小規模ビジネスのモデルとなるほど成功を収めているクラフトビールビジネス成功の裏には、
どのような要素が関わっているのかが解説されています。
Craft Beer Is the Strangest, Happiest Economic Story in America - The Atlantic
https://www.theatlantic.com/business/archive/2018/01/craft-beer-industry/550850/
2012年ごろまで、アメリカのビール産業の90%はブルームーン、ピルスナー・ウルケル、
アンハイザー・ブッシュ・インベブ、クアーズの4社が独占していました。
しかし、強い企業によって産業が独占されているという事態には弊害があります。
これまでの研究で、圧倒的に力のある企業が存在するとイノベーションが起こらなくなり、
労働者に害が及ぶことがわかっているためです。
事実、経済が拡大しているにも関わらず、
2002年から2007年までの間にビール醸造所における雇用は減少傾向にありました。
しかし、その後、2008年から2016年の間でビール醸造所の数は年間120%のペースで増加。
アメリカでのビール消費量は減少しているにも関わらず、醸造所は10年たらずで6倍以上の数になり、
被雇用者の数も倍以上になったとのこと。
これがビール醸造所の数の増減をグラフにしたもの。
2001年から2008年まで減ったり増えたりを繰り返し、2008年に大きく数が減少したものの、
その後は驚くほどのペースで増加しています。
https://i.gzn.jp/img/2018/01/26/craft-beer-economic-story/02.png
ビール醸造所の従業員の数も3万人弱で横ばいだったのが、2017年には7万人近くになりました。
https://i.gzn.jp/img/2018/01/26/craft-beer-economic-story/01.png
2000年代と比較して2017年のビール消費量は減少しており、価格は50%近く上がっています。
これまで産業を独占してきたビール会社の売上が減少していることからも、
消費者がより高価で特別なビールにお金を払っているということがわかります。
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関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/01/26/craft-beer-economic-story/christin-hume-370431_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/01/26/craft-beer-economic-story/cynthia-de-luna-489944_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/01/26/craft-beer-economic-story/00.jpg
GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20180126-craft-beer-economic-story/