https://www.nikkei.com/content/pic/20180125/96959999889DE0E4E2EAEBE0E7E2E0E6E2E3E0E2E3EA9F9FEAE2E2E2-DSKKZO2608923024012018MM8000-PB1-1.jpg
都内の損保会社で働くある男性(34)は年収が1000万円を超える。業界で最高水準の給料は毎年きちんと上がっているが、お金は預金や貯蓄型保険に振り向けている。「保険料や税金の負担が重い。2人の子どもの養育費を考えると、お金を使う気にならない」

 増える賃金、増えぬ手取り。給料の額面と手取り額の差が広がっている。内閣府の国民経済計算によると、2016年度に働いた人がもらった額面の総額に近い「名目雇用者…
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26089250U8A120C1MM8000/