海外の家電メーカーが日本市場に相次いで参入する中、韓国のベンチャー企業が住宅などの窓ガラスを自動で掃除できるロボットを発売することになり、新たな市場を開拓できるのか注目されます。

発表によりますと、電気製品の開発を手がける韓国のベンチャー企業「RF」は、住宅などの窓ガラスを自動で拭き掃除することができるロボット掃除機を日本で発売します。

この製品は、本体が2つに分かれていて、窓ガラスをはさむ形で、1つは内側に、もう1つを外側に取りつけます。磁石の力で双方の位置がずれないようになっていて、センサーで窓枠を認識し上から下へ左右にも動きながら、特殊な繊維で汚れを拭き取るというものです。

開発は韓国で行われましたが、高齢者や子育て中の世帯などより需要が見込めるため、最初の海外進出先として日本での販売に乗り出すことになったということです。
販売開始は来月下旬で、価格は税抜きで6万4800円からになると見られます。

RFのリ・スンボク社長は「厳しい日本の消費者に受け入れられれば、自信を持ってどこの国にも売り出していける」と話していました。

日本の家電市場には、掃除機や調理家電などの分野で機能やデザインで独自性を打ち出した海外メーカーが相次いで参入し存在感を高めていて、今回の窓ふきロボットが新たな市場を開拓できるか、注目されます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180124/k10011300881000.html
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