MRJ、27日に米の試験施設公開 飛行も披露、開発アピール2018.6.22
国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を
開発中の三菱航空機は米ワシントン州モーゼスレイクの試験施設を27日(日本時間28日)に報道機関に公開する。
現地での飛行試験も初めて公開する見通し。MRJは納入が大幅に遅れているが、英国で7月に開かれる
世界最大級の航空見本市でのデモ飛行を控え、開発の進捗をアピールする。
試験施設「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」はグラントカウンティ国際空港内に設けている。
日本で生産した4機を使い、日本の国土交通省の安全性認証を取得するため試験を続けている。
機体の開発状況やセンターの業務内容も説明する。同空港は長さ4千メートルを超える長い滑走路を備え
晴天が多く飛行試験に適しているという。