ソニーはテレビ事業の利益を伸ばす。高画質の4Kテレビを中南米や中東で拡販し、3年後をめどにオーディオなどを含む部門の営業利益を1000億円規模と2018年3月期予想に比べ3割増やす方針だ。テレビはかつてソニーが業績不振に陥る要因となったが、世界需要はなお2億台を超える。高付加価値品に集中して採算を改善し、半導体やゲームに続く収益の柱にする考えだ。

 2000年代初めまでソニーの業績を支えたテレビ事…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25952950Q8A120C1EA1000/