Appleは2017年の1年間、世界でMacを約2,000万台出荷し、年間シェアで5位から4位に上昇した、とのデータを市場調査会社のIDCが公開しました。2017年は、Macに関する話題の多い1年でもありました。
Macの出荷台数シェアは7.6%で4位

IDCが発表した、2017年の全世界でのパソコン出荷台数は約2億5,953万台で、シェアトップはHPの22.7%、僅差でLenovoの21.1%が続きました。
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Appleは1,966万台を出荷し、出荷台数は2016年より5.9%の伸びを記録しています。2017年のシェアは7.6%で、出荷台数を10.6%減らしたASUSを抜いて4位となっています。

Appleは、2017年で6年連続して出荷台数を伸ばし続けています。調査会社のGartnerはこれを、世界のパソコン市場が縮小傾向にある中で特筆すべきことだ、と記しています。

なお、詳細なMacの出荷台数は、現地時間2月1日に発表される四半期決算発表の際に明らかとなります。
Macが注目を集めた2017年

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は2016年末、「素晴らしいデスクトップが登場する」と予告したように、2017年はMacが注目を集めた年となりました。

6月に開催されたWWDC 17では、iMac、MacBook、MacBook Pro、MacBook Airの性能を引き上げるリフレッシュを行なったほか、ハイスペックデスクトップのiMac Proを発表(発売は12月)しています。

このほか、Appleは4月にごく少数のジャーナリストを本社に招き、プロ向けの最上位モデルであるMac Proを刷新する計画などを明かしているほか、iMac Proの発表の際にもさりげなく言及しています。

クックCEOは、ユーザーに「Mac miniはこれからも重要な製品」と語り、3年間以上アップデートされていないMac miniも、リフレッシュの計画があることを明かしています。
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