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【MRJ】受注より開発優先 20年半ば納入に間に合う=三菱航空機社長
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2018/01/01(月) 02:46:09.47ID:CAP_USER
https://jp.reuters.com/article/%EF%BC%AD%EF%BC%B2%EF%BC%AA-%E5%8F%97%E6%B3%A8%E3%82%88%E3%82%8A%E9%96%8B%E7%99%BA%E5%84%AA%E5%85%88%E3%80%8020%E5%B9%B4%E5%8D%8A%E3%81%B0%E7%B4%8D%E5%85%A5%E3%81%AB%E9%96%93%E3%81%AB%E5%90%88%E3%81%86%EF%BC%9D%E4%B8%89%E8%8F%B1%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E7%A4%BE%E9%95%B7-idJPL4N1OP1XH

2017年12月31日 / 16:02 / 3時間前更新
[豊山町(愛知県) 1日 ロイター] - 三菱重工業子会社で、小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機の水谷久和社長は、作業は「ほぼ計画に沿って動いている」と述べ、量産初号機納入の目標である2020年半ばに「ぎりぎりいける」として、間に合うとの見通しを示した。

昨年12月8日に実施したロイターなどとのインタビューで語った。

  当初は13年を計画していた量産初号機の納入時期は、昨年1月に5度目の延期を発表。現在の納期目標は直近の予定から2年先送りの20年半ばだ。三菱重は体制一新のため、同社で防衛・宇宙事業のトップだった水谷社長を昨年4月、社長として送り込んだ。

同社長は、今年の大きな課題は「設計見直し作業を完全に仕上げ、それを反映した機体をちゃんと作り上げることだ」と指摘。製造が本格化しても、協力を仰いでいる知見を持った「外国人技術者とコミュニケーションをとってきちんと仕上げることが新しい課題」とした。

キャンセルの可能性が出ている米イースタン航空の40機分(オプション含む)については、同社を買収した米航空会社への事業譲渡で「MRJ(の購入契約)は対象になっていない」と説明。契約維持に向けて交渉中だが、「場合によっては『いらない』という話になるかもしれない」と述べた。ただ、三菱重の広報によると、1月1日時点でキャンセルには至っていない。

  仮にキャンセルされた場合でも「MRJの開発状況や間違っても性能うんぬん(が理由)ではなく、イースタン側の事業のあり方に起因する結果だ」とし、営業活動には影響しないとの認識を示した。現在は開発作業が最優先で、「積極的に新たな受注を取りにいこうとしていない」とも重ねて強調した。

  一方、性能データが改ざんされた神戸製鋼所製のアルミ部品を採用していた問題で、量産時に調達先を変える可能性については「量産は20年より先の話になる。その時までに神戸製鋼が決められた手順をきっちり守って良い製品を出していただければ、それはそれで問題ない」と述べた。

さらに「材料、素材をうんぬん言う前に、まずわれわれ自身の開発作業をきっちり仕上げるべきだ」と重ねて語り、「同じ製造業に身を置くものとして、われわれもそういうご心配をおかけしないようにきっちりやっていく」と話した。

  航空機製造業界では、昨年10月に欧州エアバスが加ボンバルディアの小型機事業での提携を発表、昨年12月21日には米ボーイングとブラジルのエンブラエルも提携の可能性を協議中と表明した。ボーイングはMRJの顧客サポートを提供することで11年に合意済みだが、エンブラエルとボンバルディアはMRJの競合機を展開する。こうした提携の動きはMRJにも影響しかねず、事業環境は厳しさを増している。 (白木真紀)
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2018/07/24(火) 10:25:20.93ID:JbwYPTgr
三菱航空機水谷社長が会見。7月の航空ショーでMRJの飛行展示を計画(2018.4.19)

三菱航空機は4月18日、代表取締役社長の水谷久和氏が会見を開き、同社が開発を進めている
国産リージョナルジェット「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の現状について説明した。
 冒頭、「今日は皆さんを驚かせるような新しい情報はない」と前置きしたうえで、
2017年4月に現職に就いたこと、2017年に多くの外国人技術者を投入したこと、
パリの航空ショーで実機を展示したことなど1年間を振り返った。
 量産機引き渡しを2020年半ばまで延期する理由となった計器室の配置見直しと電気配線の見直しについては、
前者は設計作業をほぼ終了、予定どおり進んでいると述べ、後者はルーティングの構想のメドが立ち、
逐次製造図に取りかかっており、製造図のできたものから製作に入っていくと説明した。
 モーゼスレイク(アメリカ・ワシントン州)で行なっている飛行試験は、今朝の段階で1900時間程度となっているが、
型式証明を取得するためのTCフライト(Type Certification:型式証明飛行試験)には至っておらず、
その時期については「我々からはいつからと明言できない状況」と述べるにとどまった。
ただ、2017年に比べればMRJの開発状況は成熟しており、「開発作業全体のレベル感を評価されるものだと思っている」
「民間機に初めて参画している会社なので、連邦航空局もそういう目で見ている」「進捗を感じてもらえているのでは」
と先行きに期待を示した。
 そのうえで予定している2020年半ばの量産機引き渡しのスケジュールは「ギリギリ守れるのではないか」
と改めて明言。外国人技術者を多数投入したことで知見は貯まっており、今年中には設計変更を反映させた
機体を完成させたいと決意を新たにした。



 また、7月に英国で行なわれるファーンボロー航空ショーでは「初の飛行展示に向けて調整を進めている」と明かし、
モーゼスレイクにある4機の試験機のうち、いずれかを持ち込むことになるだろうという。
実現すれば「MRJへの認識を深めてもらえる」と水谷氏。
 会見後の質疑応答では、「計画の始まった10年前とは市場環境が変わっており、競合に比べ優位性が薄れたのでは」
との指摘を受けたが、水谷氏はエアバス・ボンバルディア陣営のCシリーズは100人乗り以上の機材であり、
ボーイング・エンブラエル陣営も同じ市場を見ているのではと応え、70人乗り/90人乗りのMRJとは客層が
異なるという考えを示した。
また、MRJが搭載するプラット・アンド・ホイットニーのギヤードターボファンエンジン「PW1200G」の
持ち味を本当に活かせる開発をしているのはMRJだと自負していると述べ、
同じエンジンを採用するボンバルディア Cシリーズなどの競合より
早く開発が始まったことの優位性はあると説明。

「MRJ 90型機の1年後にMRJ 70型機のデリバリーを開始する」という以前の予定については、
「まずは90(MRJ 90型機)に専念しており、90の見通しが立ってから検討したい」と明言しなかった。
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2018/07/25(水) 09:46:48.94ID:wLAN+ioR
── パリ航空ショーでANA塗装の機体を目にした感想は。
篠辺:工場ではなく、空港や滑走路でほかの飛行機と一緒にANA塗装のMRJが並んでいたので、非常に臨場感を持つことができた。
今までは三菱さんが作っているMRJ塗装の飛行機だったが、パリで見たのはANAが受領するであろう形の飛行機だった。
開発の進ちょくが大きく変わるわけではないのは承知しているが、ゴールに近づいているな、という思いになった。
今まではいろいろな事情でデリバリーの延期説明を受けていた。一方で、あそこまでプロジェクトが進んでますよというのがよく見えた。
おぉ、なるほどね、という感じだった。ぜひオリンピックまでにはよろしく、という気持ちだ。

── 東京オリンピックまでには受領したいか。
篠辺:可能な限り納期を少しでも早めたいというのが、三菱航空機の最新の計画。それをそのまま我々のほうでいろいろなイベントと重ねると
オリンピックが一つのターゲットにどうやらなるなと。
飛行機の塗装はどうあれ、そういう時期に飛行機がデリバリーされるなら、聖火リレーなどの可能性がある。
お客様を乗せられるかは、パイロットの慣熟などもあるのでなんとも言えないが。
本当にその時期で飛行機の完成度が高ければ、視野における。

── 1964年の東京オリンピックでは、YS-11が聖火を運んだ。
篠辺:そうだ。YS-11のオリンピア号という名前に対して、何か付けるのかと。受領の1年位前になると乗員訓練だなんだとあって、
飛行機の塗装も青塗装なのかと、我々の中でも議論することになるんじゃないか。
いつも新しい飛行機は、1機か2機は通常塗装ではないものをわれわれはやっている。もちろん(MRJは)「やらない」という判断もあるが
やるならどうするのかということだ。
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2018/07/25(水) 09:48:31.95ID:wLAN+ioR
── 現在のトリトンブルー塗装は767導入の時からだが、MRJから新塗装に変わるのか。
篠辺:それはわからない。今までそこまで突っ込んだ議論はできていない。受領する1号機や2号機を特別塗装にするかの議論もできてない。
たぶん営業サイドや宣伝サイドは、過去の資料をめくりながら考えるんじゃないか。
A380の塗装も、受領から逆算して発表した。A380は生産スケジュールの心配がいらないので、割と早い段階からアナウンスできた。
それでも(2019年春の就航予定から数えて)2年を切っている。
MRJは、2018年度中にはそうしたお話ができると一番いい。順調にいけば、この一年くらいで話が出る可能性が出てきた。
三菱重工や三菱航空機から、ANA塗装でパリへ持って行きたいというお話があったときわれわれとして異論はなかったので、
ご協力した。実機を見ると、実現に一歩近づいたという印象だった。
MRJ塗装の機体の時は、アメリカまで飛んでいても、そこまでは思わなかった。民間機のイメージよりは、開発機のイメージが強かった。
そういうのはあるんじゃないかな。

── 篠辺副会長は787導入も担当された。同じローンチカスタマーとして、MRJに対して787とは違うと感じたところはあったか。
篠辺:MRJ導入を決めた時は、企画の担当役員で取りまとめをしていた。787の時は立場が違い、技術部長としていろいろ調べていた。
787のほうは、導入検討から導入後の苦労まで、責任ある立場で経験できた機材。ほかにもいろいろな機種を会社に入って経験したが
圧倒的に良くも悪くも臨場感が強烈だった。
MRJは、せっかく発注したのに予定より遅れているが、日本初のジェット旅客機としての期待感がある。
現実のいろいろなことを経験していないという違いはあるが。
MRJは機種選定から関わっていたが、同じ条件なら日本製の飛行機を選びたいという気持ちは持ってしまう。
幸い、いろんな条件でMRJを選ぶのが一番という結論になったので、あまり感情面を出さずに行ったのは良かった。
その話と、ちゃんとした飛行機であるはずだから採用する、というのが、ごっちゃにならないようにしてきた。
情状で日本製の飛行機を選ぶ、とはいかない。
当時は787の納入が遅れていたので、MRJも多少は納入が遅れても、対応は十分できるようにしておいた。
飛行機の性能とは直接は関係ない。入ってくる時期の問題だけだからだ。そういう整理をして進めてきた。

── 787の経験が生きたということか。
篠辺:生かされている。787のローンチカスタマーの経験が、そのままMRJでも役立つに違いないと考え787で進行中だったものも
MRJのプロジェクトには入れ込んだ。
プロペラ機とジェット機の狭間を狙うという意味では、MRJは遅れても抑えようがある。一方で787は、767の後継機ということで
国内線用のものはリタイアする時期のおしりを見ながら進めていたので、環境は違った。

── 787は徐々に安定してきたが、狙い通りの機体と言えるか。
篠辺:整備にいた時に、767や777の導入があった。ローンチカスタマーである787とは違うが、777はローンチに近い状態で
他社とボーイングとのやりとりを横目で見ていた。
787で苦労したのは、初めからわかっていた部分も含め、新しい考え方やシステムだ。
ッテリーも、どの機種でも積んでいるが、リチウムイオン電池をあれだけ使ったのは787が初めて。残念ながらトラブルは起きたが
技術的に解決できることだった。エンジンも、開発過程から成熟するまでは時間がかかることを十分承知している。
お客様にご迷惑を掛けないために、常にエンジンを更新していけばいい。結果として、一時期に早く更新しなければならない状態になり
欠航が生じてしまったのは申し訳なかった。
整備にいつも言っているのは、“ダンゴ”にならないようにしようということ。ダンゴになれば一度に整備する機体が増え
欠航する確率が上がってしまう。それはほかの機種でも一緒だ。
技術部長時代、当時の防衛庁の研究所などに通ったのは、787のコンポジットマテリアルでできた胴体に関することだった。
一番気にしていたのは、雷。冬場の日本海側では、毎年大きな雷が起きるからだ。個人的には一番心配だったが
今のところ雷を受けて大きな欠航は発生していない。
ギリギリまで心配していたのは、787が初めて採用した電気ブレーキだったが、大きな問題は起きなかった。
今までの油圧ブレーキとは違った問題が起き、時間がかかることもあったが、それは経験の問題。
運航便に影響を与えずに改善していけるかどうかが重要だからだ。
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2018/08/04(土) 16:44:19.04ID:NcntOxh2
MRJ
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2018/08/07(火) 15:28:41.39ID:hv7l9KLv
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【航空】MRJ、初の飛行展示に成功 英航空ショーで披露
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1531775242/
【航空】MRJ、初のデモ飛行は「成功」 新規受注に結びつくか
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1531822167/
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【航空】MRJ、英航空ショー2日目のデモ飛行中止 けん引車が接触
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7/23
【航空】英航空ショーの取引額5割増、MRJは受注ゼロ
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8/05
【航空】MRJの開発遅れ、三菱重の業績に打撃 巻き返し急ぐ
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