0001みつを ★
2017/12/30(土) 19:47:53.90ID:CAP_USER12月30日 16時38分
仮想の世界を現実のように体験できるVRの技術は、ゲーム機などへの利用が広がっていて、メーカーの間では、子どもの目への負担を減らす独自の技術を開発する動きが広がっています。
ゲーム機などに使われているVRは、微妙にずらした2つの画面で立体感を出し、ゴーグル型の端末で見る形がほとんどですが、メーカー各社は目への負担を考慮して13歳未満の人は使用を控えるよう呼びかけるなどの対応をとっています。
こうした中、ゲームメーカーの「グリー」は、目への負担を抑えたというヘルメット型のVR端末を開発しました。この端末は、鏡などを使うことで1つの画面でも臨場感を損ねないようにする技術を使っているということです。
利用時間も1回5分程度に設定することで、3歳から使えるようにしたということで、この端末を使ったゲーム機は来年夏までに流通大手のイオングループの全国の200店舗に設置される計画です。
グリーの渡邊賢さんは「13歳までVRの体験ができない状況を変えたいと考えた」と話しています。
一方、VR機器メーカーの「ハシラス」は、2つの画面を1つに変換して臨場感はやや損なわれるものの目への負担を大幅に抑えたというゴーグル型の端末を開発しました。事前に利用時間を設定できるようにして3歳から使えるようにしたということで、複数のゴーグルを使えば、同じ仮想空間を大人も一緒に楽しめます。
安藤晃弘社長は「目への負担感に気をつけながら親子で遊んでもらうことで体験の場を広げ、VRを教育用のソフトなどにも生かしていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171230/K10011275691_1712301624_1712301638_01_02.jpg