磁気ネックレスの預託商法などを展開し、消費者庁から1年間に4回の一部業務停止命令を受けたジャパンライフ(東京)について、東京商工リサーチは26日、2回目の不渡りを出して銀行取引停止処分になり、事実上倒産したと発表した。負債総額は今年3月末時点で2405億円。

 消費者庁や会社の通知文などによると、7月末時点で契約者6855人、預託残高1714億円に上り、巨額の消費者被害になる可能性がある。

 ジャパンライフは購入した磁気治療器を別の顧客にレンタルするオーナーになれば、年6%ほどの収入を得られる「レンタルオーナー契約」という預託商法などを展開していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122601001341.html