エレクトリファイ・アメリカ(フォルクスワーゲンの子会社)は、2019年6月までに米国で電気自動車(EV)向けの充電施設2800箇所を設置すると約束した。ロイターが報じた。

充電施設は米国の大都市17で作られる。うち75%はオフィスビルに、25%は一般家屋に設置される。

フォルクスワーゲンはこのプロジェクト20億ドルを投資する予定で、うち8億ドルは米カリフォルニア州に向かう。ロイターによると、こうした投資により、同社は排ガス規制を不正にくぐり抜け1100万台を売りおおせた「ディーゼル詐欺」の罪を償おうとしている。

調査によると、同社の車では排ガス排出量検査のときに窒素酸化物の排出量を下げるモードが起動していた。通常のモードでは許容量を40倍上回る量を排出していた。2016年にはこの「テクノロジー」に対しフォルクスワーゲンにイグ・ノーベル賞すら与えられた。今日、排ガス不正問題関連費用は計300億ドルに膨れ上がっている。
https://jp.sputniknews.com/science/201712244413470/