パイナップルやマンゴーと並び、沖縄県で生産量の多い果樹がシークヮーサーだ。「シー」は酸、「クヮーサー」は食べさせるの意味。古くから沖縄に自生し県民に親しまれてきた。血糖値や血圧を抑制する効果もあり、近年の健康志向から生産量が拡大している。

 那覇空港近くの沖縄特産販売(豊見城市)本社に併設された店舗には、シークヮーサー関連の商品が数多く並ぶ。売りは、蛇口をひねると出てくる無料のジュース。同社の「青…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24990720S7A221C1MLY000/