茂木敏充経済財政・再生相とベトナムのアイン商工相は11日、ダナンで記者会見を開き、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国による新協定の大筋合意を発表した。新協定の正式名称は「包括的かつ先進的TPP協定(CPTPP)」とした。ただ茂木氏は会見中で「TPP11(イレブン)」と呼んでおり、略称はTPP11が定着しそうだ。

 新協定の発効要件は11カ国のうち6カ国が国内の批准手続きを終えることにした。米国を含む12カ国で合意したオリジナル版のTPPでは、日本と米国の参加が必要だったため、米国の離脱で発効できなくなった。今回は国を問わず6カ国の批准で発効する。

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経財相「高い水準を維持」 TPP11大筋合意を発表

 茂木敏充経済財政・再生相は11日、ベトナム中部ハノイで記者会見を開き、米国を除く11カ国の環太平洋経済連携協定(TPP)の新協定の大筋合意を発表した。「(米国が復帰するまで)凍結する項目が20個にとどまり、高い水準を維持できたことを強調したい」と述べた。
2017/11/11 14:30
日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23382340R11C17A1000000/
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2017/11/11 14:25
日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23383220R11C17A1000000/