残念ながらどんなに好景気でも、時代から取り残されていく仕組みや分野、忘れ去られていくもの、不要な技術は確かにある。
私は美術関係の仕事だが、日本画、工芸そのものや関連する技術、例えば漆塗、表具、織物、指物など業種によっては市場規模が20年前の十分の1なんてところもある。倒産とはいかないまでも楽に食っていけないのに後継者もクソもない。ましてや子供に継がせるなど以ての外。
でもそれは仕方がないこと。国が悪いとか、政権が悪いとか全く思わない。昔ロクな勤め先が無く、役所に拾われたできの悪い奴らが町の幹部になり一千万円前後の年収があるけど、それも人生。むしろ何とか食べれることに感謝している。
萩原とか紫婆とか、無責任な評論家や左翼政治家のように、対案も示さず政権の悪口だけで食べている連中には心から軽蔑する。