考えてみてほしい
東京を起点にして考えると投資できる範囲が必然的に本州中央部ぐらいに限られてしまう
地図で日本地図を見れば分かるが何ともショボい、せせこましい範囲だ
新幹線なら西日本では広島付近までしか整備できなくなる
これでは日本の潜在的な発展余力を活用することができない
西日本は大阪福岡などの大都市圏が多数存在するのだから
これらを有機的にネットワークをつなぎ相乗効果を生む交通・物流インフラが必要だ

敗戦後日本は海外領土を放棄し、四島内に引っ込んでおとなしくする必要があった
世界の歴史でも特殊な状況で、だからこそデフレ志向の異常な思想が蔓延している
だが今後日本はインド太平洋自由貿易戦略にもとづき世界の外洋へ積極的に進出していく
いまや世界が「アジアの強国・日本の復活」を求めているのだ
当然、日本列島の隅から隅まで住みよい環境を整備し、少子化を何とか食い止め
優秀な日本国民の人材を大量に育成することが必要、これが論理的帰結である
東京だけ生き残ればいい、地方を放棄しシュリンク(萎縮)しようなどという、
引きこもりニート的な発想は今後の国家戦略と明らかに矛盾しており言語道断である

大仰な話になったが、要するに縮小志向のデフレ的発想は平成時代で終わらせなきゃいけない