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Baidu(百度)は、自動翻訳機能を搭載したモバイルWi-Fiルーター「百度智能Wi-Fi翻訳機」を開発した。名古屋大学で開催された機械翻訳に関する国際会議「MT Summit XVI」にて発表した。

 自社の音声認識技術と機械翻訳技術を採用しており、中国語/英語、中国語/日本語などの翻訳が行える。本体中央の小さいボタンで言語を切り替え、大きいボタンを押しながら話すことで自動的に翻訳される。現バージョンでは言語の切り替え作業が必要になるが、将来的には自動認識機能を追加する予定。

 本体の大きさは62×152×9〜19mm(幅×高さ×厚さ)、重量は156g。80カ国のネットワークに対応しており、5台までの同時接続が可能。カラーは白、黒、グレーの3色。バッテリー容量は4000mAh。

 2017年中に中国でのレンタル・販売を開始し、2018年春節までに日本での展開を目指すとしている。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1081925.html