東芝は6日、社内外の取締役を集めた経営会議を開き、半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却先について協議した。協業先の米ウエスタンデジタル(WD)が示した新たな提案を軸に検討したが結論は持ち越した。東芝がめざす年度内の売却に期限が迫るなか、資金繰りを支える銀行団と経済産業省は早期妥結へ焦りを強めている。

 経営会議に先立ち、WDは買収時に東芝メモリへの経営関与を弱める新提案を提示。年度内の売却によ…
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC06H23_W7A900C1EA2000/