スクウェア・エニックスは実際の飲食店と連動するスマートフォン(スマホ)向けアプリゲームを配信した。ゲームと連携している飲食店に行くと、その店が提供している食品などがゲーム内に登場する。まずは日本マクドナルドと組んでゲームを提供する。

 スマホゲーム「めしクエ」の配信を世界150カ国以上で始めた。プレーヤーは料理人になり、スマホの画面をタップして料理をつくる。客の注文にいかに早く正確に対応できるかを競う。似たゲームは他にもあるが、今回は実際の飲食店と連動するところが特徴となる。

 31日からはマクドナルドと連携する。全地球測位システム(GPS)を使った位置情報と近距離無線通信「ブルートゥース」を利用し、店内で遊ぶとマクドナルドのハンバーガーやポテトなどがゲームに登場する。ゲームをクリアしていくと特典がもらえる。

 カカクコムの飲食店情報サイト「食べログ」が全面協力する。今後も飲食店と連動するイベントを毎月開催する予定という。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HO6_X10C17A8TI1000/