「GeForce GTX 1070標準搭載の外付けグラフィックスボックス」がGIGABYTEから登場。液冷&空冷ハイブリッド仕様のGTX 1080 Tiカードなども - 4Gamer.net
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2017/07/19 14:28

 2017年7月19日,クロックアップ仕様の「GeForce GTX 1070」カード標準搭載かつThunderbolt 3接続のGIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)製外付けグラフィックスボックス「AORUS GTX 1070 Gaming Box」(型番:GV-N1070IXEB-8GD)を発表した。2017年7月下旬発売予定だ。税別の販売代理店想定売価は8万円前後なので,単純計算した税込価格は8万6400円となる。
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 AORUS GTX 1070 Gaming Boxは,GIGABYTEがCOMPUTEX TAIPEI 2017で発表した製品である。

 一般にThunderbolt 3接続の外付けグラフィックスボックスというのは,Razerが展開する「Razer Core」のように,グラフィックスカードは別売りでユーザーが用意する必要のある製品が当たり前だ。サイズや電力の範囲に収まるのであれば,好みのグラフィックスカードを選択できる自由度がウリ,という言い方もできるだろう。
 それに対してAORUS GTX 1070 Gaming Boxは,そもそもがMini-ITXクラスのグラフィックスカードしかできない仕様で,しかも標準でグラフィックスカードが決め打ちとなるため,自由度は一切ない。ただその代わり,筐体のサイズは96(W)×212(D)×162(H)mmと,他社製品と比べてかなり小さくなった。つまり,場所をあまり取らないのである。また,外付けグラフィックスボックスとグラフィックスカードの互換性についても心配無用だ。

 「GeForce GTX 1070カードを採用する外付けグラフィックスボックス」として,価格が無茶に高すぎない――お世辞にも安価とは言えないが――のもポイントなので,どうしてもモバイルノートPCをゲームシステム化したいという場合には検討の価値がありそうだ。

 なお,CFD販売はこのほかに,GIGABYTE製の「GeForce GTX 1080 Ti」搭載カード2製品の国内発売も発表している。これらについては,リリースを確認してほしい。


■GV-N1070IXEB-8GD

AORUS

【JAN】 4988755039062
【BOXサイズ】 212 x 96 x 162 mm
【搭載電源】 450W

<搭載グラフィックボード仕様>

【チップ】 GEFORCE GTX 1070
【GPUクロック】 [OC mode]Boost: 1746 MHz/ Base: 1556 MHz
[Gaming mode]Boost: 1721 MHz/ Base: 1531 MHz
【メモリ】 8GB / GDDR5
【メモリクロック】 8008 MHz
【出力】 DisplayPort x1
HDMI x1
DVI-D x2
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