「やる気」というのは「市場の競争力への経済主体のインセンティブ(動機付け)」を意味するが、
それは格差が大きすぎると削がれるものだ。
小さな機会格差は許容されるとしても、それが拡大すればするほど、市場を構成する主体から
インセンティブを削いでいく。
幼いうちからトップに立てた人は親のおかげかもしれないのに、学校でおだてられ世間から天才児呼ばわりされて
ますます努力を惜しまなくなっていくのだ。やる気格差も経済格差と無関係ではない。