ユネスコの世界遺産委員会は9日、福岡県の「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界文化遺産に登録することを決めました。日本の世界文化遺産はこれで17件目で、5年連続の登録となります。

日本は、沖ノ島だけでなく、九州本土にある関連遺産も含めて世界文化遺産に推薦していましたが、ユネスコの諮問機関は、九州本土にある関連遺産は、除外するのが適当と勧告していました。

日本側は、これら全ての構成資産について一体性を強調し、今回、勧告を覆し、一括登録が決まりました。沖ノ島は原則として一般の立ち入りが禁じられていますが、九州本土にある宗像大社なども登録されることになり、地元の観光への影響も期待されそうです。
動画あり
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_135811/