米ブルームバーグ通信は19日、電気自動車(EV)大手テスラが中国での生産を検討していると報じた。関係者の話としている。中国は世界最大の自動車市場で、EV需要も拡大するとみられている。需要地で生産すれば、関税を避けられるといった利点も見込める。

 テスラは上海市に生産施設を建設する方向で市当局と交渉しており、数日中にも合意する可能性があるという。

 テスラはカリフォルニア州に車体組立工場を持つほか、ネバダ州にあるパナソニックと共同で運営する工場「ギガファクトリー」でリチウムイオン電池を量産している。(共同)
http://www.sankei.com/economy/news/170620/ecn1706200009-n1.html