0001まはる ★
2017/05/07(日) 05:36:28.99ID:CAP_USERパネル討論する日銀の黒田総裁(6日午後、横浜市)
黒田総裁は、マレーシア中銀のゼティ前総裁やフィリピン中銀のギニグンド副総裁らが参加する会合で発言した。日本経済について、一度染みついた家計や企業のデフレ気質を変えるのは難しいと指摘。「日本は円安でも輸出が大幅に増えなくなった」とし、企業が海外生産を増やした影響にも言及した。
黒田総裁はアジア諸国も人口動態の変化を受け、経済を冷やさず過熱もさせない中立的な金利水準である自然利子率が今後低下する可能性があると分析。長期デフレに陥った日本の教訓として「インフレ期待(予想物価上昇率)を維持することの重要性が高まっている」と助言した。
黒田総裁は2005年からADBの総裁を務めた。日銀とADBの総裁のどちらがよかったか聞かれ、「ADBのほうがよりエキサイティングだった」と話した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC06H2J_W7A500C1000000/?dg=1