2017年5月1日
https://www.travelvoice.jp/20170501-88038
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JALは2017年4月28日、2017年から2020年度までの新・中期経営計画を発表した。

2012年から5年間にわたり実践された中期計画では、当初目標の「 5年連続営業利益率10%以上、
2016年度末自己資本比率50%以上」を達成。新たな計画ではテーマを「挑戦、そして成長」に据え、
引き続き「フルサービスキャリア事業」を主軸に置いた取り組みを推進。
さらに、新たな収益源の確保を目指し、事業領域拡大につなげる方針を示している。

具体的には、国際・国内旅客や貨物郵便などコア領域の売上は2016年度の1.1倍、新規事業領域は1.3倍の売上達成を目標値に設定。
そのうち、フルサービスキャリア事業の取り組みとして、安全面では「航空事故ゼロ、重大インシデントゼロ」、
顧客サービス面では「NPS(ネットプロモータースコア)」を活用した満足度向上の測定、
財務面では「営業利益率10%以上、2020年度末までに投資利益率(ROIC)9%以上」などを目標として提示している。

将来の成長に向けた計画骨子は以下のとおり。
(続きます)