かわいい子には旅をさせろとは、けだし名言。
見込みのある奴は、多少転勤で苦労させてもきっちり育ってくれる。
介護は仕方ないのでともかく、女房子どもの都合程度ならあえて聴かないようにしている。
それらを自分で何とか出来るかどうかも含めて、将来有望か否かを見極めるのだ。
じゃないと、身軽な独身ばかりが転勤となり、人事上の公平性が担保できない。

経験則だが、見込みある奴は、表向きにせよ家族ときっちり話をつけて、
異動も受け入れる。
家族の都合が悪いからと断る奴には、それとなく不利益をほのめかすが、それでも構わないと断言する奴もまた、見込みありと判断できる。

いつまでも曖昧に、言い訳に終始し決断しようとしない奴は、
見込み皆無として判断する。そういうもんだ。