2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、松井一郎府知事と誘致委員会の榊原定征会長(経団連会長)らが24日午後(日本時間同夜)、パリの博覧会国際事務局(BIE)でロセルタレス事務局長に面会、立候補表明文書を提出した。昨年11月にフランスが立候補しており、今後、誘致合戦が本格化する。

 開催地は18年11月、BIE総会での加盟国の投票で決まる。立候補の締め切りは来月22日。

 万博は大阪市の人工島・夢洲を会場に、25年5〜11月に計185日開催する計画。15年開催のイタリア・ミラノ万博より700万〜900万人多い2800万〜3千万人の来場を見込んでおり、1兆9千億円の経済効果があるとしている。

 会場建設費は1250億円とされ、閣議で国、大阪府と大阪市、民間が3分の1ずつ負担すると決めた。(共同)

2017.4.24 22:52
http://www.sankei.com/life/news/170424/lif1704240040-n1.html