LIXILグループは24日、2017年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が400億円の黒字(前の期は256億円の赤字)になったようだと発表した。2年ぶりの黒字となり、黒字幅は従来予想(380億円の黒字)を20億円上回った。海外を中心に水回り製品が好調だったほか、国内では販管費の低減などコスト削減が想定以上に進んだ。

 売上高に当たる売上収益は6%減の1兆7800億円と従来予想通りとなったもよう。営業利益は72%増の670億円と従来予想を20億円上回った。基幹システムの開発に関連して90億円の追加費用を計上したが吸収し、利益を上積みした。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


2017/4/24 15:54
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24HMF_U7A420C1000000/