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 JR北陸線とIRいしかわ鉄道の石川県内各駅で15日、「ピッ」とタッチするだけで改札を通れるICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用が始まり、金沢駅で記念式典が行われた。

 これにより、石川と富山がカード1枚でつながった。福井では来年夏に導入される予定。

 同日からIC乗車券が使えるようになったのは、JR北陸線の金沢―大聖寺間とIRの金沢―倶利伽羅間の各駅のほか、富山県のJR城端線の新高岡駅。チャージして繰り返し使え、対応するコンビニやタクシーなどでも電子マネーとして利用できる。金沢、西金沢、小松駅の自動券売機で購入できるほか、3駅を含む県内9駅ではみどりの窓口でも購入できる。なおJR七尾線では利用できない。

 式典にはJR西日本金沢支社の児島邦昌支社長、IRいしかわ鉄道の七野利明社長、あいの風とやま鉄道の日吉敏幸社長らが出席し、在来線の改札口で“渡り初め”を行った。児島支社長は取材に「一日も早く福井県でも使えるようにし、京阪神と北陸がつながるようにしたい」と話していた。
 さっそく購入していた金沢市の男性(28)は「切符を買うために並ばなくてもよくなり、便利になるなと思う」と話していた。

2017年04月16日 12時45分