.彡⌒ ミ Masato's アイ
(-@∀@)R&D Transformationへの対応について

2017年09月27日

1年ぶりにブログの更新です。
R&D Transformation への対応をしている間は更新を控えていましたが、一定の区切りがついたと判断し、対応の総括を行ったうえでブログを再開します。

これまで、事前労使協議を含めれば約1年半に亘って労使協議を重ねてきました。
その中で、現在の医薬品業界の状況とタケダの研究開発の現状を鑑みると、もしこのまま何も手を打たなければ、さらに大規模な、より痛みの伴う施策を実行せざるを得なくなると判断しました。
したがって、まだ投資のできる余裕のあるうちに、タケダの保有する技術・ノウハウと、研究開発人員の専門性とを十分に活かすことのできる場所を確保することが最良の解決策と考え、
新会社で働くこととなる組合員の雇用と労働協約が維持される枠組み作り、さらに労働条件の長期的維持の保証、万一新会社で雇用が失われた際の救済措置の確立、転籍にあたっての補償金の支給などにも取り組みました。
その結果、会社当初案より、組合員の安心・安定につながる施策になったものと考えています。

今後は転籍された皆さんが一丸となってビジネスを成功させ、会社を発展させていけるよう、そのためのフォローアップを会社に要求していき、
また、武田労組としてもNCTG労連を通じて、新労組を全面的にバックアップすることで、最後まで責任を果たしていきます。

いずれにせよ、これはゴールではなくスタートです。今後、新会社とともに研究開発力を強化し、10年後に振り返ってあの時の判断が正しかったと誰もが思える姿に絶対にしなければなりません。
それをめざして労使で取り組んでいきますし、それができる施策だと確信しています。ぜひご理解いただきますようお願いいたします。

篠原正人