発達持ちって10代~20代前半くらいまでは多少の違和感はあっても無邪気な人だと好意的に解釈して庇護欲を掻き立てられてしまうけど、年を重ねるにつれて精神的な成長が伴わない違和感がどんどん大きくなっていくんだよね。
社会人としての経験により自然に身に付いていくはずのモラルがいつまでも欠如したままで、それまでの好意的なフィルターを外してよくよく見ると、幼児期~小学生くらいの間に培われていくはずの基礎的な社会性や道徳心がごっそり抜けてる事に気付く。

・行動には責任が伴うという事自体を理解出来ていないタイプ
・甘い汁だけ吸っていかにその責任を負わずに済むかの立ち回りに徹する(人に押し付ける)タイプ

どちらも見てきたけど、自分が起こした問題は自分で責任取るって発想が無いんだよね。
発達についてよく知らなかった頃は育った家庭や教育環境や就労環境の差が大きく出ているのかと思っていたけど、
深く関われば関わる程教育や環境の改善程度でどうこう出来る問題じゃない事を思い知る。

結局発達に見られる症状って、ワーキングメモリとかあの辺限定の知的障害なんじゃないかなと踏んでる。
そこからなんで共感性の欠如・社会性の欠如なんてことになるかは分からんが、逆に言うとそれらの正体も発達の異常性の観察から分かるのかもしれないと思う。