私の父母は私が7歳になるまで、自営業で八百屋を営んでおりましたが、大手スーパーが地域に進出してきて、生計が立てられなくなったため、父は会社勤務、母は保育士となりました。
八百屋をしていた時から、特にこれといった不自由はなかったのですが、他の友達の家庭より少しお金が無いのかなーというのは、子ども心にも分かっていたように思います。
私には9つ上と1つ上の兄がおり、この兄2人が私立高校へ行ったため、学費はばかにならず、わたくしは是が非でも公立高校へ行かなければならなくなりました。
成績があまり良かったほうとは言えなかったものの、何とか地元の公立高校へ入学することができ、小学5年生より続けていたサッカーも続けていました。
この当時の高校3年間は、学校へ勉強しにいくというよりも、サッカーをしにいくというくらい、サッカーに打ち込み、本気で全国大会を目指した3年間でした。(念願叶わず、全国大会出場はなりませんでしたが、大阪予選でベスト16という成績を残すことができました)