アクシスZを買った。
バイク屋から連絡あったので今日引取りに行った。
一通り説明受けて、バイクに跨り店主に軽く会釈してバイク屋を後にした。
「ありがとうございました」と、深々とお辞儀している店主が俺のアクシスZのバックミラーに映る。
この店で何台買っただろう。50ccから始まり250、400と買って
今、125のスクーターを買った。俺もこの店のお得意様かな?常連って奴?
ウフフ…って誇らしさと気恥ずかしい気持ちが入り混じった感情が表に出ないように注意しながらバックミラーを見ると、店主が顔を上げながらゆっくりと
「バーカ」と、口を動かすのが見えた。
俺は一瞬で理解した。
お得様とか常連なんて浮れた自分が恥ずかしい。
バイク界のヒエラルキーで底辺に落ちてしまった事に今更気が付いた。
50ccは底辺じゃない、入口だ。これからのバイクライフに期待できる。
250ccだって大型に混じってマスツー行けるポテンシャルもある。
400ccなら北海道ソロツー余裕。
その先は大型免許取得してハーレーでもSSでも好きな様に謳歌できる。
だが125cc。原付2種。
普自2の免許持ちがほとんどだろ?でも乗ってるのは原付。
そしてアクシスZ。
ホンダPCXにはシカトされ
スズキアドレスにはバカにされ
仲間だと思ってたNMAXには「ブルーコアのバッジ外してくれ」と罵られる始末。
そう。125はバイク界の底辺であり、中でもアクシス乙はキングオブ底辺。
底辺オブザ底辺のバイクを買った仲間たちよ…君たちの未来に幸多からん事を。